時間外の仕事メールを禁止する動きに思う

10/29付の日経の夕刊一面を見て驚いた。

海外では時間外の仕事メールを禁止する動きが広まりつつあるそうだ。

大歓迎である。

 

www.nikkei.com

 

フランスやイタリアではすでに法律が成立していて、ニューヨークでも「つながらない権利」(ネーミングがいい)の条例案が審議中とのこと。

働き方のデジタル化によって、生産性の向上に寄与したことは間違いないが、その半面モバイル化によってどこにいてもいわば「逃げ場」のない状態になったのも事実。相当なストレスである。

自分は就業時間外はメールを一切見ないようにしている。なぜなら精神衛生上よろしくないから。単なる報告とかならまだよいとしても、読んで胸糞が悪くなるようなメールも意外と多い。週末が台無しになるような奴だ。みなさんも経験ないだろうか。

例えばなんの気遣いもない無茶振りメールとか。

もちろん休暇中も一切見ない。見たら最後、仕事のことが気になってしまう。でも休暇明けにはごっそりメールがたまっているんだけどね。

しかし独ダイムラーでは休暇中の社員あてのメールが自動的に消去されるしくみを導入しているらしい。画期的である。

このおかげで社員は休暇から戻った後、大量にたまったメール処理から開放されるそうだ。

日本の働き方改革も、ぜひこういったきめ細やかなところまで踏み込んで改革してもらいたいものだ。切にお願いしたい。