分身ロボットカフェに見る幸せのあり方を思う

何気なく動画ニュースを見ていて驚いた。

ロボットがAIで動作するカフェかと思いきや、なんと操作しているのは25kmも離れた遠隔地から体に障害のある方が操作しているとのこと。

テクノロジーのこういう利用方法もあるんだなと目から鱗だ。

ぜひ下の動画を見てほしい。

 

www.news24.jp

 

気のせいかもしれないが、ロボットが単なるロボットではなく、意志をもった人間かのうように見える。遠隔地からの操作とはいえ、操作している高野さんの思いがロボットに乗り移っているかのようだ。

なにより高野さんの楽しそうな嬉しそうな表情がすべてを物語っている。

自由に動けることで見失っているものがあることを思い出させる、素敵なニュースだ。

一方で、自分の思うままに車を操作し、人に迷惑をかけ、挙句の果てには人を死に追いやる人間もいるのかと思うと、情けない気持ちでいっぱいもなる。

テクノロジーを進歩させるのも人間だし、テクノロジーを使うのも人間だ。使い方さえ間違えなければ、テクノロジーの進歩は大歓迎である。

ロボットのオリヒメを開発する吉藤さんの、「働きたくない仕事は自動にして、面白い仕事だけどできない状況の場合に、それを解決できるのがテクノロジーだ」という考え方には強いく共感するものがある。