京急線の脱線事故と自動運転の未来
またしてもドえらい事故が発生してしました。
京急線を利用されている方々にとっては甚大な影響である。
そんな中で、死者1名、ケガ33名というのは奇跡的なことではなかろうか。
それにしても今回の件、タラレバではないがもしこうしていたら結果は違って
いたのにと思う点が多く、悔やまれる事故である。
・もし電車に自動停止装置が組み込まれていたら
・もし運転士が少しでも早くブレーキをかけていれば
・トラックが適切なタイミングで踏切に侵入し通り抜けられていれば
・休憩中の京急社員が適切に誘導していれば
・トラック運転手が動けなくなった時点で警察に相談していれば
・トラックのカーナビが適切に道案内していたら
・道路の標識がわかりやすければ(通り抜け不可など)
・運転手が道を間違えずにUターンしていれば
・そもそも左折してUターンしなくてもよいルートはなかったのか
こうしてみていくとやはり今回の事故は、構造的な問題で発生したと言わざるを得ない。そしてすべての可能性がことごとく裏目に出た故の事故である。
電車も言わずもがなだが、トラックが自動運転化されていたらおそらく今回の事故は
発生していなかったのではないだろうか。
そもそもAIはUターンするなんてルートは選択しないだろう。
仮に右折しても道幅が狭くなった時点で、バックするか少なくとも停止状態に
遷移しただろう。
おそらく運転手は進めば進むほど事態が悪化することで、追い詰められていき
正常な心理状態ではなくなり、まともな判断ができなくなった可能性がある。
このブログで何度も書いているが、いち早く車の自動運転を実現させたいものだ。