中嶋常幸氏 私の履歴書 日経新聞
最近このシリーズは面白くなく、基本的にスルーしていた。
7月は中嶋常幸氏ということで特段ゴルフに興味もなく気にもとめていなかった。
ゴルファーの中でも中嶋氏は子供心に冷たい印象が強く、インテリ風な風貌と
相まってジャンボなどと比べると違和感を感じていたぐらいだ。
ふと電子版で何気なく読んでいたところ、なにやら尋常ではない内容。
何かと言うと、氏の父親の指導というか言動がメチャクチャなのである。
それはもう乱暴を通り越して壮絶である。
それが原因で氏が自殺までしようとした程なのだから推して知るべしである。
急いでバックナンバーを遡って読んでしまった。
やはりそこに刻み込まれている言葉はもちろんゴルフの話題なのだが、ゴルフというフィルターを通してみた父親像である。
それだけ氏にとって父親は大きな存在なのだ。
閑話休題、自分の父親はそれはもうゴルフ好きで、毎週欠かさず練習したりコースに出たりという人だった。
あまり覚えていないが、どちらかというと青木のファンだったようだが。。
いずれにしてもこの連載を読ませたらきっと喜んだに違いない。
ちなみに記事の中で「トミー」という単語が出てくるのだが、調べてみたら
氏の愛称らしい。海外では「つねゆき」という名前が発音しづらいことが理由のようだ。
日経新聞を読む楽しさがまた一つ増えた。