書評:「苦しかったときの話をしようか」 森岡毅 ★★★★★
稀なことなのだが、本屋でこの作品を見つけて 速攻で会計してしまった。
作者の新刊で、しかも娘に向けて書いたのであればなおさらだ。
苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」
- 作者: 森岡毅
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2019/04/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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で、週末かけて一気に読んでみた。
印象としては、かなり赤裸々に体験したことや思いが綴られていると思った。
本質を鋭くついていて就活生でなくてももちろん、大いに元がとれる作品となっている。
一番響いたのは、「自分自身を知る努力をこれまで行ってきていないのではないか」という指摘だ。たしかに言われてみるとそのとおりである。
改めて自分は何者なのかということを、今更なが考えるきっかけを与えてもらえた。
これからのキャリアを考える上で、実は思いもしなかった選択肢があるんだということの、気づきを得られて大いに勇気を得ることができた。