書評:教養としてのワイン ★★☆☆☆
最近ワインにはまっていて、興味を持った一冊。
より豊かなワインライフを贈ろうと目論んで読んでみた。
結果的には自分の求めているものは得られなかった。
この本を読んだからと言ってワイン選びが上手になったり、うんちくを語れるようになるわけではない。
基本は超がつくほど高価かつ希少なワインのオンパレードで、自分とは全く縁がなく、興味が持てなかった。しかも長ったらしいカタカナばかりで読み続けるのが苦痛だった。
これがビジネスエリートが身につける教養かと言うと、ちょっと煽りすぎW
もっともこの著者である渡辺順子さんはクリスティーズで活躍された方とあって、レベルが違うのだろう。
ところどころに出てくる「自分は読んだことがある」という自慢話も。。。
正直どんな読者をターゲットにした本なのかよくわからない。
本来は極めて狭いセグメント向けの本なのだろう。
2019年の失敗本リストの1冊目になってしまった。。。
ということで、早速リベンジすべく丸善で入門書を選んで勉強し直すことにした。