レビュー:ダークナイト 4K ULTRA HD
過去にブルーレイ版で見たが、改めて4K版で見た。
音、映像ともに上々である。
ダークナイト <4K ULTRA HD&ブルーレイセット>(3枚組) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2017/12/20
- メディア: Blu-ray
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本作品を見るにあたっては、前作のバットマン・ビギンズを見ておくことは言うまでもないが、それだけでは足りない。wikiと他のあらすじサイトを見ておくとよい。
ただしあまり見すぎるとネタバレしてしまうところが難しい。
自分は見ながら要所要所でpauseして、登場人物などをサイトでチェックしてストーリーを追いかけた。
単純そうだが、結構深いテーマを扱っており、一筋縄ではいかない。
恐怖と怒り、悪と正義、そこに愛が絶妙に絡んでくる。
それにしてもジョーカーの存在感が半端ない。主人公であるはずのバットマンが霞んでしまうほど。
ゴードンも今作品では重要性を増している。
一方、後半はショッキングなビジュアルだったデントの存在が微妙。
正常な顔面は正義を表し、焼け焦げた方はさながら悪を表現している。人間の持つ2面性をジョーカー見事に白日のもとに晒した。
ゴードンの命乞いの場面はクライマックスだが、どうしても「セブン」を思い出してしまった。
テーマが深いだけにもう何度か噛み締めてから、3作目のダークナイト・ライジングを見たい。
バットマン・ビギンズも実は十分には腹落ちできていなかったりするし(汗)