書評:幸せになる勇気①
「嫌われる勇気」が良かったので、続編である本書も読書中。
哲人と青年との独特なやりとりは本書でも健在である。
そしてむしろエスカレートしている。青年の切れ方が増しているのである。
当然だが対する哲人はやはり大人の対応で余裕がある。
本作品は前作をより深掘りしていてじっくり読み込むことが必要。
教育の観点から尊敬や課題の分離といったテーマを論じており、子供を持つ親や部下を持つ管理職などにも応用可能な内容となっている。
やはり課題の分離は強力と言わざるを得ないが、自分の中では他者貢献との関係が今ひとつ整理できていない。本書を読み進むことで解決できることを願いたい。